【2020年向け最新版!】GT-Rの買取相場と高く売却するためのコツ

国内市販スポーツの最高峰であるGT-Rは、現行モデルはもちろん第二世代で年式が古くとも購入・維持コストが高いため、乗り換えなどで手放す際は「できるだけ高く売却したい!」と考えるのが心情です。

根強い人気を誇るGT-Rは世代問わず、どこに売却しても他車種より高く買取されるものの、査定相場が軒並み高額であるため方法を誤ると、数十万円レベルで損をする可能性があります。
そこで今回は、第二世代・現行GT-Rのモデル別買取相場と高く売るためのコツについて、実際に買取査定経験もある筆者が、リサーチと持てる経験・知識をもとに徹底解説いたします。

※記載してある推定買取価格はあくまでも予想であり価格を保証するものではございません。また、GT-Rの場合は業者によって買取価格が大きく上下するので参考程度にお考えください。

第二世代GT-Rの買取相場は流動的なので注意!


第二世代GT-RのうちR32 とR33に関しては、現在買取相場が猫の目のように変化している真っ最中であるため、売却先うんぬんよりタイミングを見極めることの方が、高く売るための「重要ポイント」になってきます。

まず「25年ルール」全車対象となっているR32は、現在まさに小売り価格の高騰がピークを迎えており、併せて買取相場も「頭打ち」と考えるのが妥当です。

【R32の2019年度版・買取相場表】

年式(モデル) グレード 小売相場 推定買取相場
1989年5月~(前期) ベース 330~520万円 170~280万円
1991年8月~(中期) ベース 370~540万円 180~300万円
1993年2月~(中期) ベース 320~500万円 190~310万円
1993年2月~ Vスペック 480万円以上 320万円以上
1994年2月~ VスペックⅡ 500万円以上 340万円以上

※いずれも修復歴無し、小売相場は複数中古車情報サイトの検索結果から算出。

とはいえ、さすが世界のレースシーンで無敵を誇った「伝説のGT-R」、販売開始から30年近く経過しているにもかかわらず、当時の新車価格を上回る出物もザラで、300万円以上で売れても不思議ではありませんが、今後は徐々に落ち着いていくとみられます。

つまり、R32に関しては高く売りたいなら「早めに動き出すべき」ですが、R33の場合は少々話が変わってきます。

【R33の2019年度版・買取相場表】

年式(モデル) グレード 小売相場 推定買取相場
1995年1月~(前期) ベース 320~520万円 190~300万円
1995年1月~(前期) Vスペック 400万円以上 280万円以上
1996年1月~(中期) ベース 330~480万円 200~320万円
1996年1月~(中期) Vスペック 420万円以上 300万円以上
1997年2月~(後期) ベース 380~550万円 250~350万円
1997年2月~(後期) Vスペック 450万円以上 320万円以上

※いずれも修復歴無し、小売相場は複数中古車情報サイトの検索結果から算出。

R33もここ数年にわたり、小売価格の上昇傾向が顕著ながら、その頂点はおそらく2020年の東京オリンピック開催周辺とみられるため、車検の残年数や車両状態なども影響するものの、可能であれば1年程度待った方が「高く売れる」のではないかと考えています。

一方、R34は価格が流動的である点こそ共通しますが、変動スパンが数か月ではなく3~4年とかなり長く、以前記事化した「GT-Rを投資目的で購入するのはアリかナシか」の中で、3年間良い状態で維持できれば「儲かる」と述べたのはこれが理由です。

【R34の2019年度版・買取相場表】

年式(モデル) 小売相場 推定買取相場
1999年1月~(前期) 700万円以上 550万円以上
2000年10月~(後期) 800万円以上 600万円以上

※いずれも修復歴無し、小売相場は複数中古車情報サイトの検索結果から算出。

表で示している通り、現時点でもかなりの高額で売却できると思いますが、すでにR34を所有している幸運な方は、さらに値上がりするであろう「2~3年後」をめどに、もうしばらくハイスペックな走りを堪能した方がいいかもしれません。

また、世代問わずGT-Rは年式・グレード・走行距離ではなく、車両のコンディションやメンテナンス状況によって、小売・買取相場が大きく上下するのが特徴であることを、「重要ポイント」として覚えておきましょう。
なお、ニュルスペックなどの限定モデルは小売で1000万~2000万超えしている車両があるので、買取価格はそれ相応に高値がつくはずです。

現行GT-Rのリアルタイムな買取相場と将来的リセールバリュー


爆発的に伸びた第二世代GT-Rの価格高騰のあおりを受け、現行モデルの小売価格はリーズナブル(比較的ですよ!)なため、現在「売却」ではなく「絶好の購入期」を迎えていると言えます。

【現行GT-Rの2019年度版・買取相場表】

年式 走行距離 参考小売価格 推定買取相場
2008年 6~8万km 430~530万円 300~370万円
2010年 5~7万km 600万円以上 420万円以上
2012年 4~6万km 660万円以上 460万円以上
2014年 3~5万km 700万円以上 490万円以上
2016年 4万km以下 850万円以上 560万円以上

※いずれも修復歴無し、小売相場は複数中古車情報サイトの検索結果から算出。

相場表で示した通り、一世代前であるR34の方が現時点では高額で小売・買取されていますが、海外バイヤーによる買い付けフィーバーが過ぎ去れば、高年式・低走行な車体ほど高く売れる「通常モード」に戻るでしょう。

一方、現行GT-Rも取引価格高騰が発生するかと言えば、第二世代のような激しい値上がりはしないのではないか、と当サイトでは予測しています。

なぜなら、現行GT-Rの場合は国内向けの販売からほどなく、米国仕様車の輸出もされているため、第二世代の価格が急騰した最大の原因である、「25年ルール」適用による影響がほとんどないためです。

中古市場での出物が少ないため、今後数年は高いリセールバリューをキープするでしょうし、国内仕様車の輸入解禁に伴い若干相場が上向く可能性はあるものの、現在の2倍近くまで急騰すると言われるR34ほど、大きく値上がりすることはないと考えられます。

なお、NISUMOは表よりも遥かに高い値が付きますし、値落ちもなかなかしません。今後の市場の動向によっては値段が上がることも十分考えられます。

GT-Rを高く売る最適な方法とは?

さて、GT-Rの世代別買取相場と今後の見通しについて解説しましたが、ここから述べていく「高く売る方法」を知っておかないと、ビックリするほど損をしてしまいます。

一般的な車種でも、売却方法によって数万円は買取価格が変わるのですから、取引価格が高額なGT-Rはなおさらのこと、最後まで読破して高く売るコツを身に付けてください。

GT-Rをディーラー下取りに出すのはNG!

最近では、ネット上で中古車売却に関する情報がたくさん出回っているため、「ディーラー下取りは買取より安い!」ことは周知の事実になってきましたが、GT-Rの場合おすすめできないどころか、「絶対にやめるべき!」と断言できます。

なぜなら、「日産:下取り参考価格シミュレーション」によると、1999年式R34ベースグレードの下取り価格はなんと「184~209,5万円(安!!)」、先ほどお伝えした推定買取相場「550万円以上」の半分にも達していませんでした。


出典:日産:下取り参考価格シミュレーション

他の世代・モデルを見てもどっこいどっこいかデータなし、R32・R33で走行距離が長く状態が良くない場合、市場価値を一切無視して下取り不可となり、逆に「廃車手数料」を請求されるケースまであります。

よほど悪質な業者に引っかからない限り、自走する状態ならGT-Rはどれだけ古くても高価買取対象なので、ディーラー下取りに出すのはデメリットしかありません、まあ最終的に決めるのはユーザーなので、それでもおまかせするというなら止めませんが・・・

一般的な買取店は下取りよりは高く売れるけど・・・

ガリバーやビッグモーターなど、知名度がある大手の全国チェーンはもちろん、街の小さな車屋も積極的に中古車の買取査定を実施しており、どこに依頼してもGT-Rはディーラー下取りより、確実に高く売ることができます。

しかもGT-Rの場合、圧倒的な人気の高さから長期間在庫していても値崩れしないため、一般的な車種のように管理・維持費を気にせずじっくり買い手を待つことができる、中古車店にとって非常に都合の良い商品です。

また、整備・部品交換・板金・塗装にコストをかけても、十分利益を計算できるため少々ダメージがある車体でも、ビックリするほどの買取査定額が付けられることは珍しくない。

ただし、買取店には買取した中古車に手を加え店頭販売する「直販型」と、店頭には基本並べず業者間オークションへ出品・卸売をする「転売型」という2種類が存在し、流通量の多い車種の場合、一般的に前者の方が高い査定額を出す傾向にあります。

しかし、世代問わず国内流通量が極端に少ないGT-Rは、今や本当に欲しいユーザーにしか手を出すことができない「高級スポーツ」であるため、そんな方から直接依頼を受けオークションに参加している業者へ転売したほうが、正直言って手っ取り早い。

その結果、ガリバーやビッグモーターに代表される直販型より、アップルやラビットといったオークションでバンバン転売している業者の方が、積極的に買取することも多いのです。

もちろん、直販型でも高額買取を期待できますが、買い手が極端に絞り込まれるGT-Rの場合、店頭販売ではなくオークションへ出品するのがセオリーなので、転売型買取店とほぼ同等の査定額しか出してきません。

つまり、一般的な買取店でGT-Rを売るメリットは、ディーラー下取りより確実に高い売却益を得られることであり、デメリットは業者間オークションで発生する中間マージンの分、どうしても安く買取されてしまうことです。

GT-R専門店で売却はコンディションによっては・・・

現役オーナーならご存知でしょうが、熱烈なファン層を持つGT-Rには「専門店」も多数存在し、直接販売していることも多いため中間マージンが発生する一般的な買取店より、高く売れる可能性がUPすることこそ最大のメリットです。

当たり前と言えば当たり前、「どうしてもGT-Rが欲しい!」と考えるファンが集まってくるわけですから、専門店としても貴重な車体を仕入れ損なっては商売になりません。

ただし、GT-R専門店(スポーツカー専門店も)にやってくるユーザーの目は肥えているため、査定士も車両のメンテナンス状況やコンディションを非常に厳しくチェックし、状態が悪い車体の場合は安く買い叩いてオークションに流すケースもあります。

つまり、専門店で高く売れるのはコンディションが良いGT-Rに限られ、年式が古く状態が優れない場合は、安く買取されたり場合によっては最悪廃車を勧められてしまうデメリットがあります。

個人間取引で売却はおすすめしない

レア車の域に達しつつあるGT-Rの場合、購入したくても目当ての中古車が見つからないユーザーも多数いるため、ヤフオクなどの個人オークションに出品すると入札希望者が多数集まり、驚くような高値で落札されることもあります。

また、友人や同じGT-Rファンから「手放すなら売ってほしい」と持ち掛けられることもあり、タイミングや相手の予算によっては、買取に出すより多く利益が出る可能性もゼロではありません。

しかし、オークションを含め個人間取引の場合、名義変更などといった手続きが必要で手間がかかりますし、親しい間柄でも決して安くない金銭をやり取りするため、後々トラブルに巻き込まれかねないデメリットがあります。

正直、元プロとして一番おすすめできず、特に素性がはっきりしない相手との取引になる、個人間オークションでGT-Rを売るのは、やめておいた方が無難です。

【おすすめ!】一括査定サービスが一番期待できるかも!?

ディーラー下取りはNGだし、買取店はどこが高く売れるか不透明、専門店が万能なわけでもなく、個人間取引は手間がかかるうえトラブル満載となれば、「どこにGT-Rを売るのが正解なんだ!」という声が聞こえてきそう。

答えはいたって単純、一括査定サービスで複数業者に査定を依頼し、相見積もりをすることでGT-Rの買取額はどんどん上昇しますから、この売却方法が「最もおすすめ」となります。

【一括査定サービスのメリット】

①いちいち買取店に連絡しなくても、WEB入力だけで簡単かつスピーディーに複数業者へ査定依頼できることです。

②カーセンサーやグー買取、ズバット辺りの有名一括査定なら、大手・中小買取店はもちろんGT-Rやスポーツカー専門店まで、直販型と転売型が入り交じり参加しているため、効率的な査定比較が可能であることです。

③一括査定を経由すると買取店はライバルの存在を意識するため、ベースとなる査定額が「自動的にUP」することでこれが最大のメリットと言え、高額買取対象であるGT-Rの場合、数十万円レベルで高く売れることもあります。

【一括査定のデメリット】

申し込み後にやってくる「嵐の電話ラッシュ」が挙げられ、貴重かつ店舗に大きな利益をもたらすGT-Rの場合、それはそれは猛烈な勢いで電話攻勢をかけてきます。

実はこの電話攻勢、最初に査定した業者の成約率が2番手・3番手より格段に高いため発生するデメリットで、ネットでは何十件もの着信があり「恐怖を感じた」といった口コミもあります。

ただ、ユーザーが電話に出ないから何回もかかってくるだけなので、対応できる休日などに申し込み査定スケジュールを決めれば、その業者からの電話はピタリと止まります。

また、一般的な車種は3~4店に依頼すれば十分ですが、査定額の差が激しいGT-Rの場合はいくつかの一括査定を併用し、できる限り多くの買取業者に査定依頼したほうが良いでしょう。

→無料一括査定はコチラ

まとめ「強気の交渉で高値を勝ち取れ!」

他車を圧倒する人気とポテンシャルを持つGT-Rは、売却方法によって数十万円の価格差が生じる、一般的な中古車買取の常識が一切通用しない規格外の「モンスターマシン」であり、時間や手間を惜しんで売り急いでしまうと損をする可能性大。

今回解説した、世代別の買取相場と売却タイミングさらに高く売るコツを抑え、「欲しいなら高値を出せ!」ぐらいの強気で複数業者との交渉に臨めば、「推定買取相場」を上回ることもあるため、ぜひ実践してみてください。